RIETVELD by rietveld リートフェルトの家具復刻プロジェクト


復刻販売事業について


リートフェルト・バイ・リートフェルト
「 RIETVELD by rietveld 」事業は、ヘリット・トーマス・リートフェルトの直系の孫、エグベルト・リートフェルトと曾孫リース・セイラーを中心とする、リートフェルト家の子孫達によって、設立されました。 
RIETVELD by rietveld

リートフェルトの業績が、家具デザイン分野において「レッド&ブルー」や「ジグザグ・チェア」だけではない・・・

リートフェルトの死後ちょうど40年目の命日にあたる2004年6月25日、二人の孫達のそんな思いによって「 RIETVELD by rietveld 」事業は、歴史的なスタートを切ったのです。

この事業名は、子孫を表わす小文字のrietveldによる、大文字で表わした偉大な曾祖父RIETVELDの業績復古を表現しており、リートフェルト家具作品の復刻製造販売を事業目的としております。
これは、まさにリートフェルト再現の試みであり、毎年、何作品かずつ復刻作業を完成させて行くこととなります。

RIETVELD by rietveld
グリーンポイント株式会社は、この事業の在日パートナーとして、日本市場向け総輸入発売元としての立場で、復刻完成した作品について順次ご紹介し、販売をしてまいります。
なお、「 RIETVELD by rietveld 」では、原則として在庫はしておらず、ご注文後の製造となります。

リートフェルト子孫による家具復刻作業と作品の解釈
リートフェルトの業績は、一つの椅子(1918年作「レッド&ブルー」)と、一軒の家(1924年作「シュローダー邸」)に象徴されて語られています。 しかし、リートフェルトが後世に残した仕事は、実際には膨大なものであり、判明しているだけで、家具が215点、建築物232、その他のデザイン240点があります。
RIETVELD by rietveld

家具作品については、現存するものやプロトタイプが残されているものもありますが、デザインかスケッチしか残っていないもの、実際には製造された記録がないものなどもあります。

「 RIETVELD by rietveld 」事業の誕生により、こうした幻の作品も含めて、リートフェルトの家具作品が現実に製作され市場に提供される運びとなったことは、とても意義深いものがあります。


この復刻事業にさきがけ、エグベルト・リートフェルトとリース・セイラーは、曾祖父の足跡を丹念にたどり、4年間にわたり詳細に資料を読み解きます。 そして、ようやく5つの作品の復刻にめどが付き、リートフェルトの死後40年目の命日を迎えた日、「 RIETVELD by rietveld 」事業はスタートを切りました。

RIETVELD by rietveld
エグベルト・リートフェルトは作品の復刻作業について次のように述べております。
「私たちは、復刻作業にあたり、出来るだけ細部にわたって忠実な再現を心掛けました。しかし、家具の品質面での向上に寄与することであれば、現代技術を活用することも選択肢に入れました。その意味において、私たちは純粋主義者ではありません。
例えば、塗装では、当時の筆塗りの代わりにスプレーを使います。祖父が今の時代に生きていたならば、きっとそうしたと思うからです。
但し、ソリッドコート・ニスは使用しません。木目を見せるデザインが、作品全体のイメージの中で重要な要素だと考えるからです。」
RIETVELD by rietveld
リース・セイラーが続けます。
「曽祖父は、製作にあたって、いつも出来るだけ簡単な方法を目指していました。ですから、パントンチェアがボタンを押すだけで機械から出てくる現在の状況を見たら、きっと曽祖父は素晴らしいと思うことでしょう。 当時の技術と材料では、とても想像できなかったでしょう。
また、すぐれた接着剤が当時は無かったため、椅子のシートは釘打ちせざるを得ませんでした。
私たちは、品質を高めるために、新しい接着剤や接合方法を採り入れるほか、材料面でも、当時使われたものとは異なる材料を選択することがあります。
たとえば、曽祖父は、ベルリン・チェアの脚にブナ材を使いましたが、経年劣化や強度を考慮し、私たちはオークを選択しました。 さらに、当時のニッケルや鉄製のキャリエッジボルトの代わりに、ステンレス製のボルトを使います。
復刻作業を行ないながら、各作品の解釈を行ない、あらゆる選択肢を考慮に入れて、品質面で妥協をしないようにしているのです。 一方、パースペックスを使って透明樹脂のミリタリー・チェアを生み出すことも可能ではありますが、そこにおのずと自制も必要となります。
復刻の意義を維持するため、当時の仕様や製作方法との相違点については、著名デザイナーや親族などで構成する復刻作業の審査会にはかり、決済を仰ぎます。」 
RIETVELD by rietveld
再びエグベルト・リートフェルトの言葉です。
「私たちは、予期しなかった多くの問題に直面しました。例えば、寸法の問題もそのひとつです。事に先立ち、当然、多くの記録文書に当たり、博物館を訪れました。
博物館では、この事業の意義を理解し、貯蔵作品を徹底的に計測させてくれました。でも、まもなく私たちは何かが変だと気付きました。 博物館に貯蔵されている作品の多くは、リートフェルト家に保存されていた図面を分析・検討したものとは寸法が異なるか、あるいは、モデルによってはいくつかの寸法のバージョンがあることに気付いたのです。 それは、職人上がりの祖父がしばしば特注仕様で製作を行ない、全ての家具が当時は手作りであった事を考えれば当然とも言えました。
結局、寸法に関しては、ある道理にかなった許容誤差の範囲が存在してよいとするのが、リートフェルトの正しい解釈であろうとの結論に至りました。」

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